導入のきっかけ

　最初の出会いは、数年前にNHKの夕方のニュース番組でした。いつかは親の介護で食べさせることに困るだろうなと想像していたので、放送後すぐにホームページから資料を請求しました。その時は、まだ必要な状況ではない、実物が見られない、見に行くのは遠い、値段が高いと感じて購入には至りませんでした。
　しばらくすると、親が柔らかい食べ物を望み、食事提供の苦労が始まりました。市販の介護食を購入したり、ミートカッターを試したり、様々な工夫をして凌いでいました。工夫すればするほど「やっぱり硬くて食べにくかった。」と言われると、ガッカリとイライラが募ります。ほとほと困っている時に、ギフモから体験試食セミナーの案内があり、製品を自分の目で見て触って、納得出来たら購入しようと思って、すぐに参加を申し込みました。実際の調理過程、試食を体験して、DＭＭからレンタル出来ることも知り、2週間試せれば、購入すべきか否かの答えが出ると考え、レンタルを申し込みました。レンタル品の到着後は試食した食べ物から作り始め、1週間で購入を決め、レンタル終了と入れ替わりで届くよう購入しました。今では私の相棒として、デリソフターに大変助けてもらっています。

導入してよかったこと

　デリソフター購入前は、市販のレトルト介護食を使いながら、手作り惣菜は自分の努力と工夫で解決するしかないと思っていました。最初にいいなと思ったことは、スーパーで買って来たお弁当や惣菜も柔らかく出来ると知った時に気持ちを楽にしてくれたことですね。他には、自分達と同じ献立にデリソフターの調理を施すことで両親も食べることができるので、別の献立を用意せずに済むのもいいですね。ガスの圧力鍋も日常的に使っているのですが、デリソフターは火加減の調節が不要でおまかせで済むので、毎日のことなので助かっています。そして何よりうれしいのは、母がブロッコリーの柔らかさに感動し、気に入った献立は自分からリクエストしてくれるようになったことです。りんごは素材そのまま、茄子のマリネが母のお気に入りで頻繁に登場しています。りんごは水分量や硬さによって仕上がりが異なるので、形が残っている時と、煮崩れてしまう時がありますが、食べるには全く問題ありません。