医療法人社団 医仁会 
ふくやま病院

最初は半信半疑でしたが、今では患者様の「美味しい」につながっています

見た目も味もそのままのうな重に箸が進みます。
大きな口でパクリ♪

導入のきっかけ

当院には、癌による終末期を過ごす患者様がおられる緩和ケア病棟があります。患者さまは日々、体調の変化や悪化があり、食事を食べたくても食べられないという問題を抱えています。食べる事へのストレスを少しでも解消するため、当院では目で見て楽しめる食事「ふくやまランチ」をはじめ、様々な取り組みを行っております。患者様に少しでもおいしく食べてもらえるよう、嚥下・咀嚼に問題がある場合は、食形態や飲込みを助ける為のとろみ食など工夫し、食べる事が苦痛にならないよう取り組んでおります。
そんな中、当院理事長より、デリソフターについて情報提供があり、ホームページを拝見した際に、見た目が変わらず食事提供ができれば、どんなに患者さんにとっては素敵なことだろうという思いもありましたが、一方では、最初の段階では病院での利用には半信半疑でした。しかし、サンプルを利用させて頂いたことで、その不安が取り除かれて、患者様に食事形態をそのままで提供できる可能性を感じ購入いたしました。

導入してよかったこと

当初、咀嚼、嚥下に問題がある患者さんが本当に食べられるのだろうかという思いがありました。
実際に提供するには、病院の食事においては、安全に提供できることが大前提であることから、看護部、リハビリテーション、栄養科など多職種が関わり、度重なる検討会を実施しました。
実際の調理については、分からない事や提供への不安もありました。そんな中、ギフモ株式会社小川さんに当院へお越しいただき、デリソフターの使用方法、素材への工夫(下処理での裏技)を一緒に現場に入って検討や試作をしていただきました。試行錯誤した結果、当院のふくやまランチメニューのトンカツを美味しく安全に提供する事が出来た日の患者様の笑顔を、小川さんと一緒に喜び合ったことを今でも鮮明に覚えています。患者様が笑顔で「美味しい」と言ってくださることができたのは、ふくやま病院の各部署の繋がり(チーム医療)と、患者さんに食べて欲しいという想いと、デリソフターとの出会いがつながった結果だと思います。

デリソフター人気メニュー

トンカツ
うな重

ギフモからのひとこと

「また来てね」をミッションにおかれ、病院には図書室等もあり、地域の方が気軽に来れる病院を目指され、先生方はじめスタッフの皆様のお人柄もあり病院内はとても温かい空間になってます。

概要

医療法人社団 医仁会 
ふくやま病院

参考情報

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